世界のオーガニックコスメ認定機関
世界のオーガニックコスメ認定機関をまとめてみました。
オーガニックとは農薬や化学肥料などを使わないで育てられた野菜、果物、穀物などです。
その農産物から作ったお化粧品がオーガニックコスメと呼ばれています。
「オーガニック」と言っても、法律で基準が決められているわけではありません。
それでは困るので、任意の団体がそれぞれオーガニックの基準を決めて、その基準に合格した商品に対してオーガニックマークを付与しています。
商品を選ぶときのひとつの参考にしてください。
NaTrue/ネイトゥルー
国 EU
★★★ オーガニック認定成分の割合が95%以上
★★ オーガニック認定成分70%以上95%未満
★ オーガニック認定成分70%未満
ECOCERT/エコサート
国 フランス
食品関係につくエコサートのマーク
化粧品関係につくコスメビオとコスメエコのマーク
COSMEBIO(コスメビオ) 植物原料の95%は、オーガニックでなければならない。
COSMEECO(コスメエコ) 植物原料の50%は、オーガニックでなければならない。
BDIH/ビーディーアイエイチ
国 ドイツ
ドイツ化粧品医薬品商工業企業連盟(BDIHの略)
明確な数字での規制はありませんが、オーガニック認定成分であることだけでなく、原料や化粧品の製造工程、自然環境への配慮、動物保護に至るまで厳しい基準を設けています。
eco control/エココントロール
国 ドイツ
既存のオーガニック認定よりもガイドラインを厳格にし、、「効果が皮膚科学的に確証されている」という厳しい基準があります。
neuform/ノイフォルム
国 ドイツ
もともと「レフォルムハウス」で売られる自然薬品・機能性食品・自然食品・自然派化粧品に対してつけていたノイフォルムマーク。ドイツの法定基準よりさらに厳しい独自の基準を設けています。
ドイツ、ヨーロッパで広く信頼されているマークです。
SoCert/ソサート
国 イタリア
イタリアのオーガニックコスメ認証機関。化粧品、食品、洗剤などが対象です。「水を含む全成分の20%以上がオーガニック原料であること」という、厳格な基準を設けています。
AIAB/アイアブ
国 イタリア
1982年に設立されたイタリアのオーガニック認証機関。香料と保存料を除き、全ての原料が自然由来であること、使用する有機原料はすべて有機認証を取得することなど厳しい審査基準を設けています。
ACO
国 オーストラリア
オーストラリアで最大のオーガニック認定機関。農産物やオーガニックフードの認定を行う団体として設立され、現在では化粧品などの認定もしている。
SoilAssociation/ソイル・アソシエーション
国 イギリス
イギリスのオーガニック認証機関。1946年設立という古い歴史を持つ。
USDA
国 アメリカ
アメリカのオーガニック認証機関。USDAオーガニックと認証されるためには、栽培地で3年以上農薬を使用していないことやオーガニック栽培計画書などの証明資料とオーガニック製品を提出し、政府の承認を得た検査官による現地査察が必要となります。